汗のニオイの原因は、アポクリン汗腺から分泌される汗にあります。汗が含む成分、たんぱく質、アンモニア、脂質などが、皮膚表面の細菌などによって分解されたときに独特のニオイに変わります。
分泌された直後のアポクリン汗にニオイはありません。したがって、皮膚表面の細菌を繁殖させなければ、汗は臭わないということになります。
そこで、ワキの下を清潔に保つ、という方法が有効なことが分かります。ただ、汗をかくたびにシャワーを浴び、汗を流し、ワキをケアすることは、仕事や学業を持つほとんどの人にとって困難なことです。不可能といってもいいでしょう。
で、制汗剤ということになるのでしょうが、汗は体温を下げ、老廃物を排出する機能を持っていますから、無理やり汗を抑えることは、からだにとって決していいことではありません。
ここで、考慮すべきはムダ毛の処理です。ムダ毛を処理されていない方はほとんどいないでしょうが、家庭で処理される場合は、かみそりやシェーバーを使う剃るタイプの脱毛でしょうね。この方法では毎日処理したとしても剃りきることは難しく、根元は残っていて、雑菌の温床になることがあります。
電動式の脱毛器もあって、抜いてしまうこともできますが、難点は痛いこと!最近では家庭用のレーザー脱毛器も現れました。一本一本ていねいに処理する必要がありますから、根気のいる作業になります。また、毛根をうまく壊すことができなければ、永久脱毛にはなりません。
ここはやはり、ムダ毛を剃るわずらわしさから開放されたいなら、きちんと医療機関あるいはエステで永久脱毛の施術を受けられることをおすすめします。フラッシュ脱毛およびIPL脱毛は比較的ソフトな脱毛法、レーザー脱毛およびニードル脱毛はかなりヘビーな本格的脱毛法といえます。
どの方法を選ぶかは、ご自身でよく事前に理解された上で、信頼できるお医者さまと相談されることをお勧めします。予備知識なしにいきなりエステや整形外科を訪れてその日に処置するというのは軽率だと思います。エステや美容整形の広告にもよく目を通し、ご自身で納得できるようになってから施術を受けられることをお勧めします。
光脱毛(IPL脱毛・フラッシュ脱毛)
光脱毛は光のエネルギーによって毛根にダメージを与える脱毛法です。皮膚表面の温度を上げずに毛根の温度だけを上げて処理します。IPL(インテンス・パルス・ライト)脱毛とか、フラッシュ脱毛とかさまざまに呼ばれますが、すべて原理は同じものです。毛母にダメージを与え、毛の再生力を弱める処理法です。
個人の状態に合わせて波長をコントロールできるため、肌の弱い方もご利用できます。瞬間的に熱くなる程度で、痛みや熱さが少なくヤケドなどのトラブルの心配が少なくてすみます。
レーザー脱毛
レーザー脱毛はレーザー光のうち、黒色または茶色に特定的に吸収されるものを利用して、皮膚のメラニン(黒い色素)に集中的に熱を加える方法です。レーザー脱毛には、レーザーの照射時間によって一時的な脱毛と永久脱毛の2種類があります。毛根部分が破壊されると永久脱毛となります。日焼けしていても火傷の心配はありません。毛を伸ばしていなくても処置が可能です。若干の痛みがあります。照射する位置や体質、照射時間によっては、痛みが強い場合もありますが、麻酔が使用されることもあります。この方法は医療機関で受けられることをお勧めします。
ニードル脱毛
ニードル脱毛は先の丸い5mm〜10mmの細い針を毛穴の中に挿入します。そして高周波と弱い電気で毛根部を破壊する脱毛法です。一本一本に施術することでほぼ永久的な脱毛が可能です。ただ、肌への刺激が強く、かなり強く痛みを感じることもありますので、施術の前にしっかりとカウンセリングを受けてください。この方法は医療機関で受けられることをお勧めします。